小春日和の中、今シーズン4回目の産卵床(卵を産んだ場所)調査と標識確認調査をおこないました。
【本日までの確認数】
産卵床:257ヶ所 ・ 調査親魚:48尾(うち9標識魚) ・ 推定遡上:約500尾
今年は全道的にサケが少ないですが、現時点で豊平川は昨年の6割くらいです。
快晴で、調査日和でした
水穂大橋の下流、約300mの浅瀬で、産卵行動をするサケの群れがありました。オスは水しぶきをあげてケンカをしていました。はげしいケンカの末、体が真っ白になったオスが何匹もいました。
水しぶきを上げてケンカするサケ(赤い円の中)
東橋から50mくらい下流に産卵床が3つと、産卵後のサケがいました。あと数日は、橋の上から観察できると思います。
JRの鉄橋より約200m下流には、今回一番多くのサケが集まって産卵していました。目視で20尾ほどいました。また、橋の直下にも産卵後のメスザケと、これから産卵床を作る新しいメス、メスをめぐってケンカをするオスがいました。
ケンカをするオス(赤い矢印)、産卵床を守るメス(青い矢印)
前回の調査で、生きているサケをあまり見かけなかったので、標識調査のサンプルとなる死体魚がとても少なかったです。
調査項目【体長測定、鱗採取、標識確認、耳石採取】