豊平川のサケ第1号!

News豊平川

9月とは思えないほど暑い日が続く札幌。
それでも時期になるとサケは豊平川に帰ってきます。
今シーズン第1号の捕獲を目指し、博物館実習生2名を含む4名で出動!
橋の上からサケ捜索
この時期はまだ産卵場所に付かないので、橋の上からさがします。
とある橋の上からデカい魚を発見!でも何だか雰囲気がヘン。
「サクラマスかイトウじゃないか?」と言いながらも網を引いて捕ってみると…
放流イトウ
やっぱりイトウでした。
昨年豊平川でイトウが放流されたとの情報があり、そのイトウだと思われます。
計測をしてその場に放流しました。

別の橋の上から見ていると、「どんぶらこ」とサケの死体が流れてきました。
残暑に死す?
サケの死体はほかにもありました。
早くに遡上してきたサケが、水温が高いせいで弱って死んだのかもしれません。
この日も水温は20℃もありました。

ダメ元で、去年第1号をつかまえた東橋上流で延々と網を引いていると、目の前にデカいサケがフラフラと現れました。
動きがちょっとヘンでしたが、何とか網に追い込んで第1号をゲット。
第1号サケ
体長75.1cm、満4歳の立派で元気なオスザケですが、なぜか目をケガしています。
右目はつぶれて、左目も見づらくなっているようです。
第1号展示中
さけ科学館に運んできて専用水槽で展示しています。
20日のサケフェスタまで元気でいてくれたら、重さ当てクイズに登場します。
お楽しみに。

(9/17追記)目のケガの影響か、かなり弱ってきたので、展示水槽から別の場所に移してご覧いただけなくなりました。