6月だというのに、まだまだリラ冷え?
連日の寒さと強風の中、産卵期のカエルはどうしているものかと
豊平川に彼らに会いに出かけました。
雪解けの後の川は雪堆積場からのゴミ達で大にぎわい?!
「おいおい、こんな中で本当に生息しているのかい?」
と正直気の毒に感じました。
あいにく、カエルは見つかりませんでしたが、
草の中腹に生み付けられた卵を見つけましたよ。
ちょっと白めの卵。これはアマガエルの卵です。
大きさ1~2ミリほどの大きさです。
小さくてもしっかり草にからみついています。
更に目を皿のように水の中を探していくと・・・
な、なんと、もうオタマジャクシになっていました~
寒くてもしっかり札幌には春が、訪れていたんですね。
アマガエルのオタマジャクシの特徴は
頭の部分が角張っているところですよ。
オタマジャクシと卵の水槽を抱えていると、通り過ぎた小学生が
物珍しそうに寄ってきて。「すげ~!!☆※△□!!」と驚いて
いました。
川や草むらで遊ぶ子どもが少なくなったと言われ、
お金を出せば何でも手に入る時代においても、
命あるものを凄いと感じる感性は健在!!
ゴミ捨て場のような川の中でも、立派に卵を産んだカエルの母さん!
元気に泳いでいるオタマジャクシ!小学生が凄いって言ってくれたよ!
よかったね!そうなんだ、すごいんだよ!
生きているだけで、それだけで凄い!!そうなんだよね!?
そんな身近な自然を見つめ直すことで、
どこに自然が残っているのか?
そこにはどのような生物が生息しているのか?
それらの生息環境を支えることが、
結果的には、私たちの未来も変えてくれるのではないかな?と
しみじみしてしまいました。
カエル捕り実況:Sen