休館日を利用して、石狩にキタホウネンエビを観察に行きました。
昨年観察会におじゃまして、少し持ち帰ったのをさけ科学館で展示して好評でした。
雪解け時期にできる水たまり(融雪プール)にこの時期だけ姿を見せる、世界中で2ヶ所でしか見つかっていない、珍しい生き物です。
今年は雪解けが早いためか、水たまりの面積が去年よりかなり小さくなってました。
それでも密度は高く、プラケースで水をすくうと3~4匹は入ってくるほどです。
そんな状況だったので、展示用に少し持ち帰らせてもらいました。
せっかく石狩に来たので、「エビのようでエビでない」つながりで、石狩浜に行ってみました。
浜には先客がいました。
波打ち際をたも網ですくうと、体長1cmほどの透き通った「イサザ」が捕れました。
イサザは通称名で、アミの仲間です。捕れたのはたぶんニホンイサザアミという種だと思うのですが・・
飼育魚にやると喜んで食べますが、今回は展示用なので、少しだけ採集しました。
どちらも間もなく展示予定です。ご期待ください。