12月1日に豊平川でサケの遡上を調べる今シーズン5回目の調査を行いました。川の中を歩き、サケが卵を産んだ場所を地図に書き入れたり、ホッチャレ(サケの死体)の測定を行いました。
前の週の雨の影響で、水が増えていて、川を渡るのが大変でした。
雪がちらつき、風が強く、寒かったです。
水温4度の中でも、サケはまだ産卵していました。
これは、一条大橋上流の左岸にあった産卵床(卵を産んだ場所)で、この日は、水が多かったので、流れのゆるやかなところで多く目撃しました。
また、生きているサケは下流に多く、平和大橋右岸の水路に10尾ほど産卵中のサケがいました。河川敷からも観察できると思います。
この日の調査では、48ヶ所の産卵床と、28尾のホッチャレを見つけました。
下記の地図から産卵床があった場所が確認できます。
(※旗が立っている場所が、産卵床があったところです。一部、陸上に産卵床が位置しているように見える箇所がありますが、川の地形が変わっており、現在は水中です)
これは、謎の足跡。
キツネなども見かけたので、おそらく雪が積もってすぐに動物が歩き、そのあとまわりの雪が溶け、また新雪が積もったのかな?と推測します。
《12月1日現在の累計》
産卵床確認数 豊平川 611ヶ所
真駒内川 13ヶ所
遡上推定数 約1250尾