今日は雨の合間を縫って、真駒内川の上流を見てきました。
9月30日にはすごくたくさんいたサクラマスですが、今日は約1kmの区間で1尾も見かけませんでした。
しかも、ホッチャレ(死体)すら、まったく見つかりません。
宴の終わりを告げるように、コスモスが一輪、川原を渡る秋風に小さく揺れていました。
しかし、川底の石の下では、親たちの千倍以上もの数の新しい命が、静かな営みを始めています。
冷たいゆりかごの中でゆっくりと育ち、成長した彼らに出会えるのは4月中旬以降です。
まだ冬も来ていないのに、何だか春が待ち遠しくなります。