さけ科学館横の真駒内川も、川面のところどころに氷が張って、すっかり冬景色です。
動くものは何もいない…かと思ったら、放流水路の中に何やらいるようです。
マガモたちでした。
冬の間、ここの水温は7℃ほどです。と言うとかなり冷たそうですが、隣の真駒内川は0℃近くまで下がるので、それに較べるとかなり温かいと言えます。
カモの仲間は、冷たい水の中でも脚から体温が奪われづらい仕組みを体内に持っています。
それでも冬は少しでも温かい水があれば、そっちの方が快適なのでしょう。
となると、この水路は「鴨の足湯」といったところでしょうか。
お湯にはほど遠い温度ですが…
この水路の水は、さけ科学館の水そうから来ています。
館では10~11℃の地下水をくみ上げて魚を飼っています。
夏冷たく、冬温かい水が、特にサケの飼育には具合がいいんです。