きょうは北大院生のサケ行動調査のお手伝いをしました。彼らには、サーモン・ウォッチングやきのうのNHK生中継の時にも網引きを手伝ってもらい、大いに助かっています。その分のお返しです。
その前に、豊平川のサケ観察場所をチェック。
東橋の上から上流側を見ると、1ヶ所だけ産卵床があり、サケが3尾付いていました(写真赤丸部分)。
今年は見やすい場所にサケがいないため、これでも貴重です。
あとは、下流に向かって右側の岸、平和大橋の上流側の細い流れに5尾いました。これ以外に観察しやすい場所は、なかなかないです。
さて、先週センサーを付けて放流したサケの回収にチャレンジ。まずはサケがたくさん集まっているポイントで産卵しているらしいメスを狙いました。
網を引いて10尾ほどのサケが入りましたが、増水のせいで逃がしたサケも多く、残念ながらセンサー付きのサケは入りませんでした。水が引かないと回収は難しそうです。
その代わり、あぶらびれが半分切れたサケが捕れました。
ちなみに通常のあぶらびれは↓こんな形↓です。
稚魚のあぶらびれは非常に小さいので、切り損なうとこうなります。これも標識魚として判断しました。
さて、きのう捕獲してセンサーを付けたサケを新たに5尾、豊平川に放流。
川の中でどう動くか、楽しみです。