豊平川で、今シーズンのサケ第1号が捕れました。
場所は5号床止(とこどめ)という、川の中に造られた段差の下です。幌平橋と下流の南大橋の中間くらいにあります。
ここは遡上してきたサケが一時的にたまるポイントで、投網を使って産卵前のサケを捕れる、唯一と言っていい場所です。
何回か投網を打って、メスザケ2尾のほか、カラフトマスのオスも1尾捕れました。どちらもさけ科学館の水槽で展示中です。
ほかには50cmほどのサクラマスのメス1尾と、30cmほどのヤマメ1尾が網に入りましたが、これはすぐに放してやりました。
去年の第1号が8日だったので、そろそろと思っていたのですが、ねらい通りに捕れてうれしかったです。
メスザケのおなかは1尾がぺしゃんこ(産卵後?)で、1尾はパンパン(未産卵)でした。
卵は近いうちに人工受精する予定です。
観察できるほど数が増えるのは9月下旬以降になりそうですが、いよいよサケシーズンのスタートです。