こんにちは。
1月11日(木)に、豊平川における今季8回目(ラスト)の産卵床調査をおこないました。
今回は普段の調査項目に加えて、予め決めておいた地点の河川水と川底の水温を測定も実施。
計測する時間や場所によって多少異なりますが、河川水温は0.1-2.0℃くらいでした。
※特に真駒内川は水温が低く、(ちょっと分かりにくいですが)下の写真のように流心部を流れる水がシャーベット状になっています。
ところが・・・
水穂大橋下流の洲沿いにある産卵床内の水温を測ってみると、7.5℃もありました。
ちなみに、その地点の河川水温は2.4℃。
川底に河川水とは別の水が流れている証拠です。
やはりサケは水が湧き出ているところをちゃんと見付けて産卵しているんですね。
これで今年度の産卵床調査は全て終了となります。
ご協力いただいた皆さま、今季もありがとうございました。
なお、調査の結果は2018年1月27日(土)にエルプラザで実施する札幌ワイルドサーモンプロジェクト市民フォーラムでもご紹介します。
ぜひお越しください。
よろしくお願い致します。
≪2018年1月11日までの累計数≫
・産卵床確認数(豊平川)
サケ産卵床 626ヶ所
・遡上推定数
※産卵床数の2倍の数が、推定遡上数となります。
サケ 1,252尾
・ホッチャレ/親魚計測個体数 計147尾
≪観察ポイント≫
なし