2017年度豊平川サケ産卵床調査_6回目

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こんばんは。
さけ科学館です。
ブログにお越しいただきありがとうございます。
昨日は、今年度6回目の豊平川調査でした。
前回2.5℃あった水温が、なんと今回は0.0℃!
氷水ですね。
立ち止まって作業すると、体が一気に冷えてしまいます。
20171206調査風景①
産卵床の分布は下流に集中しており、特に水穂大橋からJR鉄橋にかけての区間で多く見られました。
今回の調査では新たに105か所の産卵床を確認し、今季の累計数も486か所となりました。
20171206雪堆積場準備
河川敷では雪堆積場の準備が始まっていました。
芝生の上にはブルーシートが敷かれ、融雪剤やゴミの混じった雪を直接川に流さないようになっています。
環境のことを考えた取り組みですね♪

調査は、残すところあと2回(12月下旬と1月上旬)となりました。
今季の推定遡上数も1000尾を超えそうです!
≪2017年12月6日までの累計数≫

・産卵床確認数(豊平川)

 サケ産卵床  486ヶ所

・遡上推定数
※産卵床数の2倍の数が、推定遡上数となります。

 サケ     972尾

・ホッチャレ/親魚計測個体数  計93尾

≪観察ポイント≫
サケが集まっている場所はありますが、斜面がとても滑りやすく危険なため、ご紹介できません。ご了承ください。