※2017年1月14日(土)追記
ホッチャレ確認数に誤りがありました。
メスを1尾追加します。
データの確認に不備があり、申し訳ございませんでした。
こんにちは。
10月14日と15日の2日間で、豊平川のサケ調査を行いました。
サケが不漁といわれている最中、はたして豊平川は・・・。
今回確認したサケの産卵床(卵を産んだ場所)は、全部で143か所。
昨年の同時期は124か所だったので、19か所多い結果となりました。
中でも産卵床が集中していたのは、次の2か所です。
※赤点がサケの産卵床になります。
①一条大橋上流右岸
・水管橋~一条大橋の間にて、30尾程度のサケが産卵行動中。40か所の産卵床を確認。
・のぼりたての個体もボロボロになった個体も混在している。
・護岸との間に草が生い茂っているため、観察しずらい可能性あり。
②東橋下流左岸
・20尾程度のサケが産卵行動中。10か所の産卵床を確認。
・橋の上からは微妙に見ずらい場所で産卵行動している(体のキレイな個体も多い)。
・左岸側から見れる可能性があるが、少し流れが速くなっていて、瀬になっている部分もあるので、見つけにくい可能性あり。
今回の調査では、昨年度に比べて体の大きな個体が目立ちました。
満3歳で帰って来る割合が多いサケですが、今年度の現時点では満4歳の方が上回っています。
今後も引き続き継続して調査を行い、傾向を調べていきます。
※GPSデータにはサクラマスの産卵床も記録されています。
【例】sakura(2016/10/15)-1
≪2016年10月15日までの累計数≫
・産卵床確認数(豊平川)
サケ産卵床 237ヶ所
・遡上推定数
※産卵床数の2倍の数が、推定遡上数となります。
サケ 約474尾
ホッチャレ/親魚計測個体数 計93尾
≪観察ポイント≫
①豊平橋と一条大橋の中間(右岸側)
②東橋下流左岸