2015豊平川産卵床調査_6回目

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こんにちは。
ここ2日間で急激に気温が下がり、一気に冬が来た感じがしますね。
道路もつるつるです。
12月25日(金)と12月27日(日)の2日間で、今年度6回目の豊平川調査へ行ってきました。
もちろん川も極寒です。
水から上がると、ウェーダーがすぐに凍りつきます。
カモメも寒そうですね。
かもめ
サケも遡上のピークを越えて、全体の数としては減ってきてはいるものの、未だたくさんのサケが産卵行動しています。
特に調査区間の下流側(水穂大橋~上白石橋)に集中しています。
※全体的に見ると、早い時期のサケは上流域でも見られますが、水温の低下とともに、だんだんと下流域での産卵行動が増えていく傾向にあります。なお、終盤において上流域で全く産まなくなるわけではありません。
こんな姿になっても命の限り子孫を残そうと頑張っているんですよ。
サケ水中写真
今回の調査で、サケを安全に観察できるポイントを見つけることはできませんでした。
橋の上から見ることが可能な場所はあるのですが、雪が積もり大変危険ですので、ご紹介できません。
ご了承ください。
残すところあと1回となりました。
来年1月上旬に実施を予定します。
では皆さま良いお年をお迎えください。

≪2015年12月27日までの累計数≫

・産卵床確認数(豊平川)

 サケ産卵床  766ヶ所

・遡上推定数
※産卵床数の2倍の数が、推定遡上数となります。

 サケ     約1532尾

 ホッチャレ/親魚計測個体数  237尾

≪観察ポイント≫
なし