2013年度豊平川サケ産卵床調査(1回目)

サケ情報できごと豊平川

気温も下がり、サケたちが元気に帰ってくる季節になってきました。

毎年この頃になると、豊平川の産卵床調査を行っています。

今日は、真駒内川と豊平川の合流地点から環状北大橋までの区間を調査しました。

豊平川産卵床調査

南7条大橋の下流右岸側では、1匹のメスザケに対し4匹のオスザケが確認できました。

オスザケたちのケンカは激しく、水面がバシャバシャと波立っていました。

写真は、ケンカで勝ったオスとメスのペアの様子です。

キレイに撮れたので載せてみました。

サケペア

調査中、ちょっと気になる場所を発見!

これは4号床止め(南7条大橋上流)の様子です。

下の方に見えるコンクリートの向こう側が魚道のはずなのですが、ストック(1m程度)の長さよりも高く石や土が堆積しています。

よって、右岸側はサケが遡上しにくくなっていて、回り道をして左岸側から上流を目指さなくてはいけない状況になっています。

4号床止め魚道埋没


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今回の調査の結果は…

≪2013年9月27日現在の累計数≫

・産卵床確認数(豊平川+真駒内川)

 サケ産卵床  97ヶ所

・遡上推定数

 サケ     約194尾

 ホッチャレ確認数  4尾