豊平川サケ産卵床調査(4回目)

Newsサケ情報できごと豊平川

11月16日と17日に、豊平川に遡上するサケが卵を産んだ場所と、ホッチャレ(死んだサケ)の計測調査をおこないました。

16日はよいお天気でしたが

17日は一転、雪景色でした

豊平川のサケの遡上時期は9月~1月ですが、遡上した順番に産卵し、死んでいきます。このホッチャレから、サケの性別、大きさ、年齢、標識の有無(放流魚には標識がついています)を確認しています。

今回は、たくさんのホッチャレがありました。
サンタさんのプレゼントならぬ、ホッチャレのプレゼント。
ホッチャレは、水の中にあればにおわないのですが、陸に上げると臭いが・・・。

今回は、141ヶ所の産卵床(サケが卵を産んだ場所)を確認し、100尾のホッチャレを調べることができました。
これまで、JR鉄橋より上流に多く産卵していたのですが、今回は、JR鉄橋から北13条大橋の間にもたくさんの産卵床があり、まだ、産卵行動中のサケもたくさんいました。

川岸などからサケが観察できる場所は、一条大橋上流、東橋下流、JR鉄橋下流にありました。
サケ観察ポイント(20111117)

JR鉄橋下流約400mの左岸側に階段護岸があり(赤い矢印のところ)、間近に観察できます。

東橋で産卵を終えたメスザケ(赤い矢印)

ホッチャレ調査をしていたら、幼鳥のカモメが近寄ってきました。
計測後のホッチャレを狙っていたのでした。

《11月17日現在の累計》
産卵床確認数 豊平川 563ヶ所
       真駒内川 13ヶ所
遡上推定数  約1150尾