ひとりぼっちのコハクチョウとマガン

できごと

ボランティアの木幡さんから、なぜか1羽で豊平川にとどまっているコハクチョウとマガンの情報を教えていただきました。
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豊平川のコハクチョウ
「2週間ほど前からいるコハクチョウです。
ひとりぼっち
今日は見晴らしのいいところにいたので、写真を撮っていたのですが、突然鳴き始め、なんか別の場所からも鳴き声が聞こえるなと、見上げてみたら30羽ほどの群れが、豊平川にそって藻岩山方面に飛んで行きました。
飛び去るコハクチョウの群れ
目の前にいるコハクチョウは、水面を100mほど蹴って走りましたが、飛び立つことが出来ず、置いて行かれてしまいました。
羽はちゃんと開いているようでしたが、飛ぶことが出来ないみたいです。
どこか怪我しているのでしょうね。
仲間を呼ぶ鳴き声はとても切なかったです。」
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マガンの幼鳥
「このマガンも2週間ほど前からいます。鼻先が白くないので、この子は幼鳥だと思います。
河川敷に来たマガン
いつもは川岸と欄干までの間で草を食んでいましたが、この日初めて河川敷まで出てきて草を食んでいるのを見ました。
「だれもボクに気付いてくれない…」
サイクリングロードを通る人の多くは、気づいていないのか立ち止まって見る人はいませんでした。
『マガモ?』って聞かれることもあるので、みなさんあまり気にしていないみたいです。

一応、国天然記念物のマガンなんですが・・・。

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どちらも群れに戻れないようです。とってもせつないですねぇ。