さけ科学館周辺の花

できごと

さけ科学館の周辺で今見られる花を紹介します。

ゼンテイカ
ゼンテイカ(エゾカンゾウ)
数株だけ自生してます。黄色い花がよく目立ちます。

クゲヌマラン
クゲヌマラン
よく見ると、林床を中心に結構たくさん咲いてます。
よく似た種で「ギンラン」「ササバギンラン」があります。
「ササバギンランかも?」と思ったのですが、たまたまその場で出会った知人の方からクゲヌマランだと教えていただきました。

ハリエンジュ
ニセアカシア
鈴なりに咲いた白い花房から、甘い香りを周囲に振りまいています。
とてもおいしい蜂蜜が採れます。
南区スタンプラリーの景品になっているあの南沢蜂蜜も、このアカシア蜜です。
花のおしたしも、以前人から教えていただいて食べたことがあります。

ニセアカシアは街路樹にもよく利用されていますが、一方で環境省の外来生物法では要注意外来生物に指定されています。
札幌でも河畔林を中心に在来種を駆逐する勢いで広がっていて、大きな問題になっています。
それと、若い枝には鋭いトゲがたくさん付いていて、知らずに触れるとかなり痛い思いをします。
ひこばえをたくさん出すので、さけ科学館の園路周辺では「イテテ…」と言いながら毎年除去しています。

トゲはともかく、外来種として環境に与える影響の大きさを考えると、ただ「蜂蜜おいしいね」と素直には喜べず、ちょっと複雑です…。