深みにいたのは… ― 9月15日・琴似発寒川

琴似発寒川

琴似発寒川は昨年、9月14日にサケ第1号を確認しました。 → 記事
今年もサケらしき目撃情報が市民の方から寄せられたので、見に行ってきました。

いつもの観察ポイント、農試公園橋から川を見ると、水がとても少ない状態です。
農試公園橋から下流を見る
流れの所が黒っぽく見えるのは…
緑の藻がおがってます
緑の長い藻がびっしりと付いているからです。最近まとまった量の雨が降っていないため、藻が生え放題ですね。
川が増水するような雨が降れば、伸びた藻がきれいに洗い流されるのですが…

産卵ポイントを歩いて探しましたが、残念ながらサケの気配はまったくありません。
少し移動して深みのある場所を見てみると…
ウグイの群れ
たくさんのウグイがいました。
水がうっすら濁っているので、その先の深みはよく見えないのですが、目をよーくこらすと大きめの魚影が…
40~50cmほどでしょうか、サケよりは小さいので、どうやらサクラマスのようです。
まだ鮮やかな桜色はほとんど出ていなくて、カラフトマスのようにも見えました。
見た範囲でも20~30尾はいましたが、これから産卵を控えている彼らのことを考えて、網での捕獲は遠慮しておきました。