煙突からケムリ?

できごと

今朝の札幌はすごく冷え込みました。最低気温はマイナス12℃を下回ったそうです。
こんな寒い日には、さけ科学館の煙突から白い煙がモクモク出ている、ように見えます。
ケムリ?
何のケムリだろう?と思うかもしれませんが、これは煙ではなくて水蒸気です。
煙突の奥にある、グレーのカバーが付いているところが「クーリングタワー」という設備です。
水蒸気?
地下からくみ上げている飼育用水(地下水)をここで空気にさらして、さらに大きなファンで風を当てて冷やしています。
地下水は冬でも11℃近くありますが、冬場にサケ稚魚を育てるには少し温かすぎるのです。
気温にもよりますが、これで2℃くらい水温を下げることができます。