雪景色の豊平川ですが、湧き水が多く、流れのゆるやかなところで、まだサケが産卵していました。1ヶ所に20尾近くが集まって産卵している場所が数カ所あり、全体で100尾ほどのサケを川で見ることができました。
ゆるやかな流れで産卵するサケ(赤い矢印)
前回と同じように、5号床止から環状北大橋まで歩きながら川を下り、サケが産卵している場所(産卵床)の確認しました。この日は71ヶ所の産卵床が確認できました。
産卵した場所を探しています
また、ホッチャレ(産卵後死んだサケ)を集め、放流魚か自然産卵魚かの確認をおこないました。この日は33尾を調べ、そのうち25尾が自然産卵魚でした。
ホッチャレの計測中(笑顔ですが気温はマイナスです!)
冬の河川敷は利用者が減るためか、橋や護岸、床止の工事があちらこちらで行なわれていました。
調査日はクリスマスの翌日でしたが、水道橋のサンタクロースが和ませてくれました。
水道橋のサンタクロース
【本日までの確認数】
産卵床:683ヶ所 ・ 調査親魚:249尾(うち64標識魚) ・ 推定遡上:約1300尾