琴似発寒川も久しぶりの調査となりました。例年ならこの時期から次第にサケが減ってきます。
しかし、2日前の休館日にちょっと見に行ったら、かなりたくさんいそうな気配でした。
今回は産卵場所とホッチャレ(死んだサケ)のカウントのほかに、生きているサケもなるべく重複しないよう数えてみました。すると、白くなった傷だらけから黒くてきれいなのぼりたてまで、いるわいるわ、なんと236尾のサケががんばっていました。
ほかにホッチャレが127尾、産卵床が217ヶ所と、ここ数年で見たことのない濃さです。
特に多かったのが農試公園橋の下流一帯。写真の範囲に約150尾いました。
白くなったサケはこのように見つけやすいですが、写真に写らないきれいなサケも結構いました。
ホッチャレもあちこちにあり、カラスやカモメがごちそうにありついていました。
寒いので観察の人もまばらですが、まだしばらく楽しめそうです。
【本日までの確認数】
産卵床:365ヶ所 ・ 調査親魚:428尾(今回の目視確認個体を含む)