豊平川で今シーズン初めての産卵床調査(別名川歩き)を実施しました。これは、豊平川の中を歩いて下り、サケの産卵場所を見つけたら地図に記録していく、という調査です。
同時に、死んでいるサケを見つけたら、性別・体長・年齢・標識の有無などを記録します。
結構大変ですが、これをしないと豊平川全体のサケの状況がわからないので、とても大事な調査です。
中州には、なぜかミニトマトが無数に生えていました。中には実を付けている株も。
サケの産卵は始まっていますが、まだ数はそれほど多くありません。
写真は産卵行動中のサケのペアです。
今シーズン初の標識魚(稚魚の時にあぶらびれを切ってさけ科学館から放流した個体)をメス1・オス1確認しました。年齢はどちらも満3歳、2004年春放流魚でした。
写真はメスです。背びれ後方の小さいあぶらびれがありません。
観察しやすい場所は、まだ少ないです。
・5号床止下流側の、置いてあるブロックの列が終わるあたり(河原の石が大きくて足場が悪いので要注意)。
・東橋の上から、真下に1~2尾と、下流側少し先の中州近くの浅瀬にたくさん(ちょっと遠い)。
川の地図は、このブログのタイトル画像下にある「豊平川Map」でご確認ください。
【本日までの確認数】
産卵床:84ヶ所 ・ 調査親魚:14尾(うち標識魚2) ・ 推定遡上:約170尾