サケ皮で靴づくり~靴づくり
12月10日にサケで靴づくりの「皮はぎ」ました。
12月24日にはその皮で靴を作りました。
まずは、型に切ります。
アイヌの方が作っていたサケの靴にはいろいろな形があるようなのですが、実習では、一枚の皮から片足ができるシンプルな型を使っています。
縫うときは、皮が固いので、専用の道具で穴を開けてから、縫っていきます。
大きな靴は片足、小さな靴なら1足が仕上がりました。
12月10日にサケで靴づくりの「皮はぎ」ました。
12月24日にはその皮で靴を作りました。
まずは、型に切ります。
アイヌの方が作っていたサケの靴にはいろいろな形があるようなのですが、実習では、一枚の皮から片足ができるシンプルな型を使っています。
縫うときは、皮が固いので、専用の道具で穴を開けてから、縫っていきます。
大きな靴は片足、小さな靴なら1足が仕上がりました。
12月22日の雪の降る中、豊平川に遡上するサケの産卵床(卵を産んだ場所)と放流標識の有無を調べる調査を行いました。
南7条大橋から環状北大橋の間で、新しい産卵床が58箇所あり、29匹のホッチャレを計測しました。
下記の地図から産卵床があった場所が確認できます。
(※旗が立っている場所が、産卵床があったところです。一部、陸上に産卵床が位置しているように見える箇所がありますが、川の地形が変わっており、現在は水中です)
豊平川サケ産卵床調査結果(20111222)
ほとんどが標識のない魚でしたが、2匹だけ、脂びれが切除され、さけ科学館が放流したと分かるサケがいました。
あぶらびれのないサケ(4歳)
そして、冬に豊平川にやってくるオジロワシにも会えました。
羽ばたく姿はとても大きく、見ごたえがありました。
小さいですが、赤い矢印がオジロワシです。
他には、冬に見られるホオジロガモもいました。
《12月22日現在の累計》
産卵床確認数 豊平川 667ヶ所
真駒内川 13ヶ所
遡上推定数 約1360尾
さけ科学館では、市内の小学校でサケの卵を稚魚まで飼育する『サーモンスクール』を実施している、という記事を先日アップしましたが、市内の小学校に配った卵と兄弟の卵を館でも飼育展示しています。
4月中旬に予定している『サーモンスクール放流式』まで、この水槽で育てます。
全部で110粒。今は卵の中に目が見える状態です。途中で別の卵と入れ替えたりしないので、だんだん成長する様子が観察できます。
さけ科学館がお散歩コースの皆様は、成長していく様子を楽しんで下さいね♪
展示場所:本館飼育展示室
展示期間:4月中旬まで
今年もサケの採卵のシーズンが終わり、最後のオスザケを使って展示用の干し鮭を作りました。
干し鮭は新潟県村上地方に伝わる塩引き鮭が有名です。さけ科学館では2008年から、村上式を参考に毎年1匹作成し、隠れキャラ的に展示を続けています。
今年もボランティアさんが丁寧に作ってくれました。階段の窓からぶら下がっているところが見えます。
まだウェットな干し鮭くん。寒風で干して2週間ほどが食べ頃ですが、このサケには1年間干されて展示の任務を全うしてもらいます。
2008/12/18「干し鮭づくり1」
2008/12/27「干し鮭づくり2」
2009/1/9「乾干雄(いぬいほしお)のつぶやき」
さけ科学館応援キャラクター「リンカちゃん&ちびリンカ」を描かれている漫画家のかじさやかさんは、切り絵作家でもあります。
かじさやかさんの切り絵の中で、水、魚、さけ科学館に係わる作品の展示会を開催しています。
期 間 2011年12月21日(水)~2012年1月20日(金)
(期間中の休館日を除く)
時 間 9:15~16:45
(1月20日は16:00まで)
場 所 さけ科学館展示ホール
作品をちょっとだけ紹介します。
〈回帰する命〉
〈さけ科学館キャラクターズ〉
切り絵を作ってみたいという方は、かじさやかさんによる切り絵教室にお申し込みください。こんな作品をつくりますよ。
日 時 1月7日(土)10:00~12:00
場 所 さけ科学館実習館
また、かじさんによる作品の解説や制作裏話、簡単な実演もおこないます。
日 時 1月7日(土)14:00~15:00
場 所 切り絵展会場
みなさまのお越しをお待ちしております。
さけ科学館では、市内の小学校でサケの卵を稚魚まで飼育する『サーモンスクール』を開催しています。今年は9校が参加しています。
12月17日は、受精卵を配布する日でした。
参加校の先生方と近隣の小学校の子供達などが集まり、札幌のサケと水辺の生き物についての話を聞いてから、卵の育て方を学びました。
各小学校に卵を持ち帰り、飼育を始めています。
放流する4月まで、大事に育ててくださいね。
さけ科学館の飼育展示室にも、サーモンスクールと同じ卵を展示しています。
1月中旬に”ふ化”する予定です。
サケ皮で靴づくり実習の1回目、皮はぎがありました。
オスザケの皮を剥いでいきます。
とても力が必要です。
皮がむけたら、残った身をこそげ落とします。
残ると臭いやカビの原因になるから、ていねいに落とします。
むけました。
このあと、水につけてぬめりを取り、干します。
靴づくりは2週間後です。
地下かんさつ室で展示してきた親ザケの展示がまもなく終了です。
毎週1回、川からサケを運んできて展示を続けてきましたが、今週が最後のサケです。今いるサケたちが力尽きると展示が終了となります。
こんな感じでサケたちがいっぱいいることが見られるのは、あと5日くらいです。
今年まだ見てないよ、という方はお急ぎで是非!
サケがいる間はずっと見られます。
メスザケの展示を終了しました。オスザケはまだ展示中です。(12/16追記)
最後までがんばっていたオスザケの展示も終了しました。(12/22追記)
12月1日に豊平川でサケの遡上を調べる今シーズン5回目の調査を行いました。川の中を歩き、サケが卵を産んだ場所を地図に書き入れたり、ホッチャレ(サケの死体)の測定を行いました。
前の週の雨の影響で、水が増えていて、川を渡るのが大変でした。
雪がちらつき、風が強く、寒かったです。
水温4度の中でも、サケはまだ産卵していました。
これは、一条大橋上流の左岸にあった産卵床(卵を産んだ場所)で、この日は、水が多かったので、流れのゆるやかなところで多く目撃しました。
また、生きているサケは下流に多く、平和大橋右岸の水路に10尾ほど産卵中のサケがいました。河川敷からも観察できると思います。
この日の調査では、48ヶ所の産卵床と、28尾のホッチャレを見つけました。
下記の地図から産卵床があった場所が確認できます。
(※旗が立っている場所が、産卵床があったところです。一部、陸上に産卵床が位置しているように見える箇所がありますが、川の地形が変わっており、現在は水中です)
これは、謎の足跡。
キツネなども見かけたので、おそらく雪が積もってすぐに動物が歩き、そのあとまわりの雪が溶け、また新雪が積もったのかな?と推測します。
《12月1日現在の累計》
産卵床確認数 豊平川 611ヶ所
真駒内川 13ヶ所
遡上推定数 約1250尾
札幌サケ情報ブログ+(旧) Sapporo Salmon Info. Blog+(OLD) © 2007-2018 札幌市豊平川さけ科学館 All rights reserved.