2009/9/30 (水)

豊平川産卵床調査~その①~

 カテゴリ:サケ情報,豊平川 

今年1回目の、豊平川産卵床調査を行いました。先日の雨の影響で少し濁りがありましたが、天気にも恵まれ調査日和でした。
幌平橋下流の堰堤下で、サケが観察しやすい所で約8尾のサケが産卵行動をしていました。あと、1週間ぐらい観察できそうです。
サケが観察しやすいよ!
(幌平橋下流、堰堤下左岸。下流側からの画像です。赤矢印のところにサケがいます。)
(*下流を向いて、左の岸が「左岸」、右の岸が「右岸」になります)
ケンカをする♂のサケ!
(この時は、♂が激しくケンカをしていました。)

さらに下流に産卵床を探すために歩き続けました。(今シーズン最初なので足が痛いよ~)国道36号線がかかっている橋(豊平橋)の上流右岸側でも約20尾ぐらいのサケたちが産卵行動をしていました。残念ながら、岸は草木が生い茂っているため観察はしにくい場所です・・
サケたちがたくさん産卵してるよ!
(上流側から豊平橋を写した画像です。赤矢印のところにサケがいます。)
頑張って掘るぞー!
(♀のサケが産卵床を掘っていました。)

【本日までの確認数】
 産卵床:123ヶ所 ・ 調査親魚:34尾(うち8標識魚) ・ 推定遡上:約250尾

 

2009/9/28 (月)

漁師さんからのお便り~その③~

 カテゴリ:できごと 

増毛の漁師さんから、またお便りもらいました。
今回は「サメが捕れたぞ~!」と連絡をもらいました!
体長2m!胸鰭のところにあるビールは?大きさの比較かな?
残念ながらサメの種類は分からないとの事でした。この後、市場に出荷され¥5000で取引されたとの事です。

もう1尾、「バショウカジキも捕れたぞ~!」と連絡ももらいました。
バショウカジキ!
バショウカジキ?う~ん、よく知らない・・そんな訳で調べてみました。
分布は、インド・太平洋域、東部太平洋の温帯・熱帯海域で、全長3.3m、大きく帆のような背びれが特徴です。カジキの仲間では、もっとも沿岸によるので定置網などで漁獲されるそうです。なるほど!

勉強になります!

 

2009/9/27 (日)

サクラマス, ヤマメ, ウグイ, サケ, a~nd ハナカジカ

 カテゴリ:豊平川 

先日の記事でお伝えした、さけ科学館横の公園橋から観察できる真駒内川のサクラマス、26日にボランティアの木幡さんが産卵の瞬間を含めて写真を撮ってくれたので紹介します。
3匹が居る
中央のメスの両脇にオスがいます。
橋の上からだと、こんな感じでよく見えます。
※あまり身を乗り出しすぎないよう、くれぐれもお気を付けださい。

掘ったり埋めたり大変です
メスは、時々体を横に倒して、尾びれで砂利を飛ばします。

上から見たときのオスメスの見分け方
 オス:体の赤みが強く、体がスリムで鼻先がとがって見える
 メス:鼻先が円くてややふっくら体型、体色は地味めで、尾びれが白っぽい

鮮紅色、ぎらり。
このようにかなり鮮やかな赤のメスもいます。

ちびっこヤマメ
体長50cmほどのサクラマスの周囲に、10~20cmほどの魚が数匹、ウロチョロしているのが時々見えます。
 ↓拡大
成熟オスは体の横に黒バンドが出る
これは成熟したヤマメのオスで、産卵に参加しようとしています。

この辺はエゾウグイが多いです
こちらはウグイです。
サクラマスの卵か、飛ばされる水生昆虫が狙いでしょうか?

どないでっか?ぼちぼちでんな。
ここより50mほど下流、放流水路の出口あたりでは、サケが産卵しています。
時々オスザケがサクラマスの所に偵察に来ます。

産みます!
メスが口を開けると、いよいよ産卵です。
産卵の瞬間はサケよりかなり短く、2~3秒ほどで終わります。

ハナカジカを探せ!
メスはすぐに砂利をかけて卵を埋めていきます。
しかし、よ~く見ると、卵を狙う者たちが川底でうごめいています。
 ↓拡大
石化け…見つかっちゃった?
ハナカジカ。4匹もいます。
※実は上のヤマメ、ウグイの写真の中にも隠れてます。気付きました?
 ↓拡大
うっぷ、もう食えねぇ。
おなかぱんぱんです。
ハナカジカにとって、これから冬を乗りきるための大事なごちそうなのでしょう。

こんな様子が、橋の上からもうしばらくは楽しめそうです。

[9/28追記]
橋の下のサクラマスは、朝の時点で産卵を終えたメス3尾だけとなりました。
あと何日かは、自分の産卵場所を守ります。

2009/9/25 (金)

サケフェスタ盛況御礼

 カテゴリ:できごと 

23日の「さっぽろサケフェスタ2009」は好天に恵まれてたくさんの方にお越しいただき、おかげさまで大盛況となりました。

お越しいただいたみなさま、またスタッフとして活躍していただいたボランティアのみなさん、出展していただいた参加団体のみなさま、食品等の販売をしていただいたみなさま、そしてリンカちゃんのお披露目をしていただいたかじさやかさん、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

では、フェスタ当日の様子を写真でご紹介します。撮影漏れのコーナー・場面等もあるかもしれませんが、ご容赦下さい。
フェスタ
北海道サーモン協会
北海道サーモン協会
札幌魚拓の会
札幌魚拓の会
ヤギ
ヤギ
サケ工房
サケ工房
サケタッチプール
かじさやか原画展
クイズラリー
クイズラリー
クイズラリー
かじさやかミニトーク
かじさやかお絵かきライブ
かじさやかお絵かきライブ
サケ第1号重さ当てクイズ
森と水辺の体験コーナー
森と水辺の体験コーナー
手稲さと川探検隊
手稲さと川探検隊
真駒内川水辺の楽校
真駒内芸術の森緑の回廊基金
真駒内芸術の森緑の回廊基金
カッコウの里を語る会
自然ウォッチングセンター
自然ウォッチングセンター
サケの人工受精
カメカメレース
カメカメレース
カッコウの里を語る会・紙芝居
さけのうたライブ
お楽しみ抽選会
お楽しみ抽選会・1等新巻鮭(佐藤水産提供)
「ありがとうございました」
リンカ「これからのサケシーズン、またのお越しをお待ちしています。」

2009/9/22 (火)

活きのいいサケを、心ゆくまで。

 カテゴリ:できごと 

先日のこと。円山動物園から「生きているサケをホッキョクグマに給餌したい」との依頼がありました。

サケフェスタの前日に、とのことで、さけ科学館でもサケがたくさん必要なタイミングと重なります。しかし!これはぜひ実現したい企画。
「では、4尾提供しましょう!」と、二つ返事でお引き受けしました。

日本海増協さんにも無理をきいていただき、なんとか必要数を確保。いつもありがとうございます。

よし、活きはいいぞ!
展示と一部採卵に使用したオスザケを1尾ずつ池からすくい、二重にしたビニール袋に入れます。
よし、袋の口とじて!
水はサケがひたひたにつかる程度で、残りの空間を酸素で満たします。
酸素ぱんぱん
輪ゴムでしっかり口を縛り、荷台に積んで日除けのカバーを掛けて出来上がり。
搭載完了!
ここから約30分。無事に到着してくれよ!と動物園のトラックを送り出します。
「行きまーす!」

双子の白クマ赤ちゃん通信を見ると、どうやら無事に到着し、くまさんたちに美味しく楽しく食べていただけたようで、何よりです。

きょう、さけ科学館横の真駒内川では、サクラマスとサケの産卵の競演が見られました。これは今まであまりなかったことです。
明日(23日)のサケフェスタでは、池での産卵と、川での産卵、どちらの瞬間も見ることができるかもしれません。
フェスタでは、イベントと産卵の観察、ダブルでお楽しみ下さい。

2009/9/21 (月)

館の横がサケフィーバー!

館の横の真駒内川に、朝ひとだかりが
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館のすぐ横の橋の下に、サケらしき姿
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左の2匹は、サクラマス。右の1匹がサケのようです。めぼしいサケメスがいないからなのか、サケオスが2匹のペアにちょっかいをかけていて、ちょっと迷惑そうなサクラペア
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邪魔者サケオスにもめげず、サクラペアは穴を掘って産卵していました。
夕方、今度はサケメスが穴掘ってる!との情報を得て、捕獲に出動!サケメス1匹にサケオス2匹がついているようです。
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投網を投げて、みごとサケ1匹を捕獲!満足そうなS職員
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このサケも第1号と同じあぶらびれのないオスのサケ(第2号)です。と、いうことは館から放流されたサケだとわかります。あさってのサケフェスタでデビューするかも、ということで館で待機してもらうことにしました。みなさん、あさってのサケフェスタは是非遊びに来てね♪

2009/9/20 (日)

サケだらけ!

 カテゴリ:できごと 

先日、千歳(蘭越)にある(社)日本海さけ・ます増殖事業協会の採卵場に行ってきました。さけ科学館と比べると、あまりの規模の違いに正直びっくりしました(^-^;
サケ!サケ!サケ!どこを見てもサケ!
初めて見る蓄養池!M職員も興奮!
川で捕獲されて間もないサケは、卵が「筋子」のためすぐに採卵できないので、池でしばらく飼育(蓄養)されます。採卵する時は、お腹の中で卵が「イクラ」の状態(業界用語で「ばれる」と言います)になってからです。今日は採卵日で、池から採卵するサケがベルトコンベアーに載せられて、次から次へと採卵室に運ばれていきました。
これから採卵室に行きます!
採卵室にはいると、すべり落ちてきたサケが左・右へと分けられて行きます。これは採卵作業をする場所が下に2カ所あるためです。効率よく採卵できるように工夫されています。
私は右に行こうかな~
すべり落ちてきたサケは採卵台に載せられ、次々と卵が取りだされていきます。取りだされた卵は洗面器に受けられ、♂の精子を2~3匹分かけ、よくかき混ぜます。この洗面器!家庭で使う洗面器の、5倍ぐらいの大きさがあります!
イクラ!イクラ!イクラ!イクラだらけ!
精子かけます~
最後に卵をふ化槽にいれて受精です!卵は、約30日後に発眼(卵の中に眼が見えてきます)し、約60日後にサケの仔魚(赤ちゃん)が産まれます。
よいしょっ!ふ化槽にいれました!
ここから、たくさんのサケ稚魚たちが育って、来春の放流時期には元気に旅立って欲しいと思います!
(お忙しい中、採卵現場を見せて頂き、ありがとうございました!)

2009/9/19 (土)

漁師さんからのお便り~その②~

 カテゴリ:できごと 

 またまた、増毛の漁師さんから連絡がありました。
 今回は、「アブラビレのないサケがとれたぞ~!」と、連絡を頂き、さけ科学館に送ってもらいました。(お代は、次回増毛に遊びに行った時に払いますので・・)
体長72.7㎝・魚体重4.3㎏・満3歳

 ♂のサケで、アブラビレを稚魚の時に切ったようなあとがありました。
アブラビレがない!

 この近くで、3年前にアブラビレを切除して稚魚の放流をしているのは豊平川だけなので、ひょっとしたら、さけ科学館で放流したサケなのかも知れません。
漁師さんは困るそうです・・
 余談ですが、友達の漁師さんとアブラビレについて話していた時、ヒレなしは商品価値が下がるのか聞いてみました。答えは、「下がらないよ~」との事でしたが・・「捕れたサケの♂♀を選別する時、アブラビレ見るんだよね~(♀は小さく、♂は大きい)、ないと悩んじゃう時があるよ~・・」と、言われてしまいました(^-^;

水路捕獲第1号? …じゃなかった。

 カテゴリ:できごと 

先日豊平川のサケ第1号を捕獲したばかりですが、きょう、続いて第2号が捕れました(たぶん)。
何だかあいまいですが、捕れた場所がなんとさけ科学館の放流水路の中。

ボランティアの山真君が真駒内川で釣りをしていた人に教えてもらい、さっそくみんなで見に行くと…、いました。
山真君@福笑い
体長74.5cm、年齢満4歳の立派なオスです。

このサケにはアブラビレが付いているので、さけ科学館で育てたサケではなく、豊平川生まれ・育ちのサケです(たぶん)。
またまた自信なさげですが、実はこの水路の上流にはさけ科学館の展示水槽があります。

水槽には今、千歳川から運んだオスザケが20尾以上います。
逃げ出さないようにはしていますが、超パワフルな上、落ち着くまでは何度も脱出を試みようとするサケのこと、可能性ゼロ!とは言い切れません…。
…明日の池そうじの際に、1尾減っていないか数えてみます。

去年の11月には、アブラビレのない(=さけ科学館育ちの)サケがこの水路の出口で捕れました(記事)。

きょうのサケ、疑惑が晴れて、豊平川から上がってきたサケだとしたら、さけ科学館育ちでもないのになぜこの水路に入ってきたのでしょう?

さけ科学館の飼育水は100%地下水です。今の時期はまだ川の水温よりも低いので、低水温を好むサケが「冷たくて気持ちいぃ~、ちょっとひと休みしよっ。」と、水路に入ってきたのでしょうか?

あるいは、現在メスザケ数尾を水槽で展示していて、池で産卵リハーサルも始めているので、何らかのフェロモン的な物質をこのオスが感知して「こっちにメスがいる!うほっ!」と上がって来たのかもしれませんね。

9月20日追記
 昨日水路で見つかったサケですが、さけ科学館の池から逃げ出したサケでした!
 きょう池のサケを数えたら、ちょうど1尾足りませんでした。
 お騒がせして申しわけありません。
 今後は逃がさないよう、がっちりガードを強化します。
 しかし、改めてサケのパワーには驚かされました。

2009/9/17 (木)

琴似発寒川にも!

琴似発寒川にもサケが帰ってきました!
場所は、シーズン最初に良く見られる場所「寒月橋」下流です。

寒月橋

橋の下流側を覗くと、赤○で囲っている場所にサケがいました。手前の場所では2尾のサケ、奥側で1尾のサケを見る事ができました。
今日は、曇り空で川の中が見にくく、残念ながら写真写りも良くありませんでした・・

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今年も、沢山のサケが帰って来てくれると良いですね!

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