2008/10/29 (水)

エゾトミヨ合同調査

 カテゴリ:できごと 

札幌市内では生息地が限られるトンギョ「エゾトミヨ」の調査に行ってきました。

一緒に行ったのは、おたる、ニクス、サンピアザ、千歳サケのみなさん(短縮してスイマセン)と、水中写真家のKさんと、本州から旅行に来ているKさんのお母さん。毎年この時期恒例で、さけ科学館が場所決めを担当してます。

最初に行ったのは、でっかいドームの近くで、でっかいエゾトミヨがたくさんいる場所。
こんな場所だけど、でかいのがゴロゴロ。
でもここのエゾトミヨは見た目が何だか妙で、イバラトミヨが混じってるのかな?という雰囲気があります。
混じってる、かも。

次に行ったのは、そこからずーっと下った場所。
時折ガタンゴトンと音がする場所。
ここは川底一面にコンクリートが敷き詰められていますが、海と行き来できる場所なので、魚の種類は案外多かったです。エゾトミヨよりもイバラトミヨの方がたくさんいました。

最後は別のでっかいドーム状建築物のすぐ横。
マガモさんの恋路の邪魔しました。
マガモがたわむれる浅い池と、植物が生い茂る水路です。
ぬかるむ。
ここのエゾトミヨは普通っぽい姿をしてて、何だかホッとしました。

例年秋はサケ漬けの日々ですが、今年はそのサケも少なくてストレスがたまる一方です。そんな折り、久しぶりに楽しい調査になりました。

2008/10/27 (月)

産卵床&標識魚調査 10月27日・豊平川

 カテゴリ:サケ情報,豊平川 

 今シーズン、3回目の産卵床(卵を産んだ場所)調査と標識確認調査をおこないました。
 
 【本日までの確認数】
 産卵床:170ヶ所 ・ 調査親魚:41尾(うち5標識魚) ・ 推定遡上:約340尾

 少し雨が続いたので、サケが増えているかと期待しましたが、今シーズンで一番サケが少ない日でした。観察に適したところは、残念ながらほとんどありませんでした。

 唯一観察できる場所は、JR苗穂駅近くの東橋でした。橋の上から下流側を見るとサケが2尾見えました。産卵を終えたメスザケなので、まもなく寿命を迎えると思います。

 山鼻川との合流点付近と、藻岩橋付近も調査しましたが、サケの姿はありませんでした。代わりに、ヤマセミを見ることができました。

 天気が悪く、写真のない報告ですみません。

2008/10/17 (金)

サケの受精卵はじめました

 カテゴリ:News 

サケの受精卵の展示を始めました(カラフトマスも同時展示中)。
おめめくりくり!
卵は受精後約1ヵ月で黒い眼が透けて見えるようになります。
この状態を発眼卵(はつがんらん)と呼び、多少の振動や衝撃にも強くなります。
来年1月中まで、入れ替えながら展示を続けます。カワイイですよ。

2008/10/16 (木)

環状北大橋からサケ ― 10月16日 ・ 豊平川

 カテゴリ:豊平川 

さけ科学館ボランティアの木幡さんからサケ観察情報をいただいたので紹介します。

「環状北大橋の下にサケが7匹いました。
左下がメスであとはオス(クリックして拡大)
写真は橋の上から撮ったものです。
橋の上流側にサケがいて、橋の上からでも見ることが出来ます。
5匹がいた場所から4~5m離れたところでも2匹いました。
こっちは穴を掘っている最中みたいでした。

右岸側(白石区側)の河川敷からも見れます。
河川敷から見ると…(クリックして拡大)
河川敷から見た写真です。右端の場所が5匹集まっていた場所です。
上から見るほうが、川が輝からない分見やすいです。」

【木幡さんからの続報・10月18日】
2日後、オスたちはいなくなり、メス2匹が産卵場所で卵の上に砂利をかぶせ続けていました。
橋の上から見た産卵床2ヶ所(クリックして拡大)
写真の左上と右下に産卵場所を守るメスがいます。

写真右側に小魚がたくさんいます(クリックして拡大)
メスザケのうしろには、卵や巻き上げられた水生昆虫をねらって、ウグイやヤマメなどの小魚が集まります。

死ぬまで砂利を掛け続けるメスザケ(クリックして拡大)
メスは体を横にして尾びれで砂利を掛け続けます。

※環状北大橋の下流右岸側には駐車場があるので、お車の方でも見に行きやすい場所です。

2008/10/13 (月)

産卵床&標識魚調査 10月13日・豊平川

 カテゴリ:サケ情報,豊平川 

 今シーズン、2回目の産卵床(卵を産んだ場所)調査をおこないました。
 
 【本日までの確認数】
 産卵床:101ヶ所 ・ 調査親魚:25尾(うち4標識魚) ・ 推定遡上:約200尾

 まだサケが少ない状態が続いていますが、サケの姿は確認できました。
 メスの穴掘り
      穴を掘るメスザケ

 サケが観察できる場所は、南大橋付近より上流に向かって右側の岸を500mほどの場所です。
 サケが見られます!
    赤い矢印の場所に川に下りる階段があります。
   サケが産卵した場所がたくさんあり、数匹のサケが見られました。

 また、東橋(工事中の借り橋)から下流側をのぞくと、流れの左側に卵を産んだ場所(産卵床)とサケが1~2匹見えます。
 東橋
    赤く囲ったあたりにサケがいました。
    産卵を終えたサケなので、寿命は近いかも知れません。

 調査は、産卵した場所の確認と、ホッチャレ(死体)に放流標識が付いているかを確認しています。
 また、耳石からとなりの千歳川に戻るはずのサケがいないかの確認も調べています。
  耳石調査
    耳石採取(千歳川から放流されたサケの耳石には印がついています)

 なお、10月1日にたくさん見かけたサクラマスの産卵は終わったようで、たくさんのホッチャレ(死体)がありました。

採卵解剖実習申込開始しています

 カテゴリ:できごと 

秋の実習「サケの採卵解剖実習」の受付を開始しています。申込なしで気軽に参加できる「土曜体験」に対し、実習は申込ありでじっくり学べるプログラムです。採卵の他にも、親ザケの解剖や卵の観察などを行い、サケ博士になれちゃいます!

解剖もしますよ。。。
「サケの採卵解剖実習」

2008/10/12 (日)

自由参加のサケ観察会 ― 10月12日 ・ 琴似発寒川

 カテゴリ:琴似発寒川 

今年は1尾のサケも確認できていない琴似発寒川ですが、ついに観察会の当日を迎えてしまいました。
「サケのいない観察会」も覚悟していましたが、早朝の下見で会場の農試公園橋下流に何とか1つがいだけ来ていました。ほっとひと安心です。
初つがい

今日は上流の寒月橋付近でも4尾いました。
寒月橋下流のサケ観察ポイント
この時期としては例年よりかなり少ないです。

今日の観察場所には、つがい以外にオス1尾しかいません。つがいは見るだけにして、このあぶれオスを捕獲して観察しました。
つかまえたオスをじっくり観察

多くの方が参加され、サケの数が少ないなりにじっくりと観察できました。
たくさんのご参加ありがとうございます
観察会はあと2回予定しているので、そちらに期待です。

2008/10/10 (金)

産卵床の主は… ─ 10月10日 ・ 星置川

 カテゴリ:星置川 

先日は水涸れ状態だった星置川、きのうまとまった雨が降ったので様子を見てきました。
まずはJRえん堤下を見ると…
水はあるけどサケは…
水量はごらんの通り回復していました。しかも赤丸の所に産卵床が2ヶ所あります。
しかし魚の姿はなし。
様子を見に来ていた方にお話を伺うと、1週間ほど前には2尾来ていたそうです。ただ、この産卵床の主はサクラマスの可能性もあるなと感じました。

少し希望が見えてきたところで、下流にある三つ叉の星流橋へ。橋の下付近は例年サケの産卵スポットになってます。
橋から川をのぞくと…
橋の下の自転車…
自転車がありました。サケはいません。
サケの産卵にいかにも邪魔な場所にあるので、川に入って自転車を脇に移動させました。
さて、星置川のウォッチングも近付いてきました。サケ、いるかなぁ…
今年はこの心配ばかりです。

2008/10/5 (日)

琴似発寒川サケ情報

 カテゴリ:サケ情報 

今日も琴似発寒川にサケを見に行ってみました。

サケではありませんでした。。。

農試公園のそばにいた立派な魚体は、全てサクラマスでした。いつもはサケが産卵する場所で、サクラマスが産卵しているので、やはり水が少なくて上流に上りづらいようです。

橋の上からも見えました

いつもは遡上したサケが見やすい、農試公園橋の橋から川を見てみてると、やはりサクラマスが数匹産卵行動をしているのが見えました。(見えずらいですが、写真の中央に2匹います)

サクラマスはシロザケより早い時期に卵を産む種類なので、もうまもなくサクラマスの産卵シーズンが終わり、例年通りならば、シロザケが上って来ているはずです。はやくシロザケの大群に会いたいですね。
 

何とかサーモン・ウォッチングゥ~! ─ 10月5日 ・ 豊平川

 カテゴリ:豊平川 

さて、サケが例年より少ない豊平川ですが、ウォッチングの日を迎えました。
川は久しぶりに少し増水&濁りが入っています。サケにとってはよいことですが、観察はちょっとしづらいかも。

最初は水穂大橋付近で引き網を使った捕獲にチャレンジ。ここは流心がかなり深く、今日は濁りで川底が見えないため、あまり無理はできません。
結果、サケは空振り。
サケのかわりに、浅いところで産卵していたサクラマスのオスを投網でつかまえて、参加者に見てもらいました。

次のポイントは東橋下流。今度は橋の上からサケの姿が観察できました。

引き網に…掛かった!
さっきのリベンジで網を引いたところ、4尾のサケをつかまえることができました。

サケを間近でじっくり見よう!
さっそく間近で観察・解説・計測・放流。

凛々しいオスザケ。
かっちょいいオスの記念写真をみなさん撮って、ウォッチング終了。
何とか見てもらえてホッとしました。

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