2007/9/30 (日)

サクラマスの当たり年? ─ 9月30日 ・ 真駒内川

 カテゴリ:その他の川 

この「札幌サケ情報blog.」、今のところサケがサクラマスに押され気味です。今年は遡上数が多いなあと感じていましたが、きょう真駒内川を通して歩いてみて、実際に多いことがわかりました。
まだきちんと集計していませんが、石山の魚止えん堤からさけ科学館までの約4km区間で、見かけたサクラマスは死体も含めて60以上、実数はもっといたでしょう。産卵床(さんらんしょう・メス1尾が産卵した場所)も軽く100ヶ所オーバーでした。
10年以上前から毎年実施しているこの調査で、過去最多になるのは間違いなさそうです。

片眼の見えないサクラマス・メス
産卵場所を守っていたメス、なぜか逃げないのでそっと近寄ってみると、こちら側の目が傷ついて見えないようです。なかなかないチャンスなので水中撮影してみました。

ホッチャレサクラマス・オス
まだ死体は少なかったですが、1週間後にはかなり増えそうです。このオスは一生の最後に思いを遂げられたのでしょうか。

サクラマスの姿は10月上旬まで見られ、その後サケに主役を譲って消えていきます。

2007/9/29 (土)

産卵してました ─ 9月29日 ・ 星置川

 カテゴリ:星置川 

星置川は毎年サケが帰ってくる川ですが、さけ科学館からとても遠いため、例年はサケが増える時期になってから調査を始めることが多いです。
今年はなんとか9月中に、観察だけですが行くことができました。
まずは、JRほしみ駅近くにある鉄橋下の堰堤の所を見てきました。
星置川・通称「JRえん堤」
水が多めで少し濁っていますが、赤い線で囲ったあたりで結構バシャバシャと産卵しています。7~8尾はいるでしょうか。
サケだけでなく、真っ赤なサクラマスも見えました。この2種が同じ産卵場所で一緒に見られるのは、札幌ではちょっと珍しいです。

次に、ちょっと下流に向かって、星観(ほしみ)緑地内の星流橋(せいりゅうばし)の上からのぞいてみました。
水の濁りと、明るい曇り空が水面に白く映るせいで、水中の様子がほとんど見えず、サケがいるのかよくわかりませんでした。
偏光サングラスを持っていれば・・・残念でした。

ともかく、星置川でもサケ&サクラマスの初確認ができました。

2007/9/28 (金)

中の川のサクラマス情報

 カテゴリ:その他の川 

西区~手稲区を流れる新川の支流、中の川は、サケも上ってくるのですが、9月中は上流の西野付近にサクラマスが遡上して自然産卵します。9月14日に近くの小学校の子供たちと魚捕りをしたときは、自然産卵から生まれたヤマメがたくさん捕れました。

きょう西区の方から、9月21~23日の観察情報と、たくさんの写真のご提供をいただきました。写真を1枚紹介させていただきます。
サクラマスのメス─中の川
産卵を終えて卵を守っているメスのようですね。
西野付近の中の川は「よくもこんなところで」とびっくりするくらい小さい流れなのですが、そこは上流で産卵するかれらのこと、浅瀬で体が半分近く出るようなところも平気でクリアして産卵しています。
川が小さくて隠れる場所がほとんどないので、サクラマスは見つけやすいですが、人が不用意に近付くたびに産卵を中断して逃げまどい、産みきる前に力尽きる、ということも考えられます。少し離れてやさしく見守ってあげてください。

2007/9/26 (水)

サクラマス続報 ─ 9月26日 ・ 真駒内川ほか

 カテゴリ:その他の川 

今日は朝方まで雨が残り、川の水が濁ってしまったため、豊平川で予定していたサケの産卵状況調査は延期になりました。
館の横の公園橋から真駒内川をのぞくと、濁った水の中にサクラマスの新しいペアが見えました。写真はちょうどメスが穴を掘った瞬間です。
サクラマスのペア
そのほかに電話で、南区の中の沢川や西区の西野川からも、サクラマスらしき魚の目撃情報が寄せられました。

2007/9/24 (月)

サクラマスの産卵始まる ─ 9月24日 ・ 真駒内川

 カテゴリ:その他の川 

いよいよ真駒内川にサクラマスが遡上してきて、あちこちで産卵が始まりました。さけ科学館横の公園橋の上からも、産卵場所に付いた3~4尾の姿が見えました。
「今朝撮ったよ」と、鮮やかな桜色の婚姻色をしたサクラマスのペアの写真を持ってきてくれた方もいました。
今日は真駒内川の約1kmほどの区間を歩いて見てきました。産卵床と親魚がともに10程度確認できました。
サクラマスのペア
写真は産卵のじゃまをしないよう、遠くから撮ったので不鮮明ですが、産卵行動中のペアです。左側(下流側)の、より体色の赤みが強い方がオスです。
サクラマスはサケよりも神経質なので、近づいておどろかさないように、できれば少し離れた場所や橋の上から、そっと見守ってあげてください。

2007/9/21 (金)

ホッチャレ情報 ─ 9月21日 ・ 豊平川

 カテゴリ:豊平川 

さけ科学館ボランティアの木幡さんより情報をいただきました。
豊平川で早くもサケの死体(ホッチャレ)を見つけたそうです。
場所は環状北大橋と北13条大橋の間にある水道橋の上流側です。

オオセグロカモメ幼鳥
オオセグロカモメの幼鳥が食べていたのに・・・

ワル顔?のオオセグロカモメ成鳥
その幼鳥を追っ払ってサケを横取りした成鳥。心なしか極悪顔に見えてきました。

カラスも蹴散らすゴメ
さらに横取りしようと集まってきたハシブトガラスも追い払いました。強いですね。
豊平川のホッチャレは、鳥たちのごちそうですね。
さけ科学館でも、来週から川を歩く調査を始めます。

2007/9/20 (木)

オスも初捕獲 ─ 9月20日 ・ 豊平川

 カテゴリ:豊平川 

ここのところ雨が続いたせいで、豊平川も川の水が濁って、いつもより水が増えています。そんな状況の中、今シーズン第1号を捕獲した5号床止下に、再びサケの捕獲に出動しました。
ここは、少し増水している時にサケのジャンプがよく見られます。ただし、そんな日は危ないので、水際から下がって観察してください。
今日も結構たくさんジャンプしていましたが、サケにしてはちょっと小さいようで、よくよく見るとサクラマスでした。

投網をキャスト!
投網を打ってみると・・・

やはりサクラマスでした。メスばかり4尾捕れました。産卵時期が近いため、おなかはふっくらしています。
サクラマスのオンパレード
サクラマスの産卵場所はここより上流です。人間の作った障害物の下で苦労しているので、すべて床止の上流側に放してやりました。

お目当てのサケがなかなか捕れず、川の中央付近まで入って網を打ったところ、やっと掛かってくれました。
やっとオスザケをゲット!
オスが2尾、平均サイズとちょっと小ぶりのどちらも満3歳でした。
このサケは、23日のサケフェスタで重さ当てクイズに登場する予定です。
(9/24追記)小さい方がクイズに出ました。体長60cmで体重は2032gでした。

少し増水している時のおすすめ観察ポイントですが、悪天候の最中は危険です。天候が回復して、増水がおさまっていく時に行ってみてください。

2007/9/14 (金)

こちらも第1号 ─ 9月14日 ・ 琴似発寒川

 カテゴリ:琴似発寒川 

先日豊平川で第1号のサケが確認できたので、今度は琴似発寒川を見に行ってきました。
豊平川よりもサケの数は少ないため、遡上が確認できる時期も琴似発寒川の方が例年少し遅めです。
サケの産卵は農試公園橋のあたりが一番多いのですが、今日は姿が見えませんでした。

寒月橋(かんげつばし)

もう一つの産卵ポイント、上流の寒月橋(JR鉄橋と並んで架かっている橋)付近で1尾発見。投網でバッチリ捕獲しました。
体長73.5cm、満5歳の大きなメスザケでした。おなかには卵が入っていたので、どうやら早く来すぎてオス待ちのようです。
測定後、サケを見に来た方に撮影してもらい、すぐに放流しました。オスが間に合えばいいのですが・・・

琴似発寒川のサケ第1号

2007/9/13 (木)

サクラマスは来た? ─ 9月13日 ・ 真駒内川

 カテゴリ:その他の川 

さけ科学館は、豊平川と支流の真駒内川にはさまれた場所にあります。
真駒内川まで遡上してくるサケもいますが、数は少ないです。
そのかわり、サクラマスの遡上・産卵は結構多く、さけ科学館の横でも時期には産卵がよく見られます。
産卵時期は9月下旬から10月上旬頃です。そろそろ遡上が始まる時期なので、上流の様子を見てきました。
しかし、サクラマスの姿は見つけられませんでした。でも間もなくシーズンインなので、楽しみに待ちましょう。

真駒内川の流れ

2007/9/11 (火)

サケ第1号捕獲! ─ 9月11日 ・ 豊平川

 カテゴリ:豊平川 

サケ第1号!

豊平川で、今シーズンのサケ第1号が捕れました。
場所は5号床止(とこどめ)という、川の中に造られた段差の下です。幌平橋と下流の南大橋の中間くらいにあります。
ここは遡上してきたサケが一時的にたまるポイントで、投網を使って産卵前のサケを捕れる、唯一と言っていい場所です。

捕獲場所:5号床止

何回か投網を打って、メスザケ2尾のほか、カラフトマスのオスも1尾捕れました。どちらもさけ科学館の水槽で展示中です。

カラフトマスのオス

ほかには50cmほどのサクラマスのメス1尾と、30cmほどのヤマメ1尾が網に入りましたが、これはすぐに放してやりました。
去年の第1号が8日だったので、そろそろと思っていたのですが、ねらい通りに捕れてうれしかったです。
メスザケのおなかは1尾がぺしゃんこ(産卵後?)で、1尾はパンパン(未産卵)でした。
卵は近いうちに人工受精する予定です。
観察できるほど数が増えるのは9月下旬以降になりそうですが、いよいよサケシーズンのスタートです。

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