琴似発寒川にもそろそろサケが来ている頃なので、見に行ってきました。
まず、JR鉄橋の下流側にある観察ポイントの寒月橋を偵察。
しかし、サケの姿は見えませんでした。
川沿いに少し下っていくと、流れの中で穴を掘っているメスザケを発見。
さらに下流の深みに、大きな魚が何匹か見えます。
サケかと思ってよく見たら、太いコイでした。
緑色の農試公園橋の上から、下流の川の中をのぞくと、産卵床がふたつありました。
左側には、産み終わって間もない感じのメスザケが付いていて、時々砂利をかぶせています。
オスザケも周りに2~3尾います。
右側に付いているのは、何だかサケにしては変な感じですが・・
カラフトマスのメスでした。
札幌の川に遡上するカラフトマスはごく少数ですが、その中でも琴似発寒川は比較的遡上が多い川です。
河川敷におりて、少し離れてカラフトマスの観察を続けます。
時々穴を掘っていますが、もう産卵に適した穴はできあがっているようです。
口を開けて産卵のポーズを何度も取りますが、肝心のカラフトマスのオスがいなくて産卵できず、とても困っている様子。
数メートル横にいるサケのオスたちは完全に無関心。
ちょっとかわいそうに感じました。