本日は朝から豊平川のサケ産卵床調査でした。
4日前くらいまで水位低かったのですが、ここ2日の暖かさが原因(?)で雪が溶け増水していました…。
今日の調査範囲は、藻岩橋直下、幌平橋上流、南7条大橋上流にある4号床止め~北13条大橋までの大きく分けて3つです。
キレイなサケは少なく、産卵時期も終盤を迎えている印象を受けました。
新たに確認した産卵床数は計67か所で、これで今季のトータルは計766か所となりました。
昨年度は1月18日段階で計680か所だったので、86か所も多いことになります。
推定遡上数は産卵床1か所に対し親ザケ2尾で計算するので、200尾弱多く遡上したと推測されます。
調査中、白鳥のなかまがいました。
ホッチャレ食べるんですかね?
もしご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
※調査を担当した私が分からなかったので、質問させていただきました。後日、「千歳サケのふるさと館」の学芸員の方に、オオハクチョウがホッチャレをつついている画像を見せていただきました。どれだけ食べているかはわかりませんが、食べようとしていたのは間違いないようです。
写真には収めることができなかったのですが、オジロワシもいました。
オジロワシのような動物によっても、海の栄養は森に運ばれます。
今回の調査で、今季の豊平川の調査は終了となります。
また次の世代の親ザケが帰ってくる頃、川に行ってきます!
より大きな地図で 20140108豊平川サケ産卵床調査 を表示
これまでの調査の結果は…
≪2014年1月8日現在の累計数≫
・産卵床確認数(豊平川+真駒内川)
サケ産卵床 766ヶ所
・遡上推定数
サケ 約1530尾
ホッチャレ確認数 145尾
≪豊平川サケ観察おすすめポイント≫
・藻岩橋下流右岸左岸合わせて5~6尾見れますが、寒くなると氷に覆われて見えなくなる可能性があります。