卵バサミを作りました!

できごと

サケの卵を飼育する時に必ず必要な道具があります。その一つが「卵バサミ」です!
卵バサミは、卵を挟むために使用する専用のピンセットで、卵の計測や死んだ卵を取り除く時に使用します。
しかし、この卵バサミ・・売っていません・・そのため、定期的に自分たちで作る必要があります。
今日は、卵バサミの作り方をご紹介します。

①まずは、「竹ピンセット」を用意します。昔は太い竹から切り出して作っていました。今はホームセンターで、電気製品などの細かい部品を扱う際に使用する、絶縁性のある竹ピンセットが販売されているので、それを使用します。

②このままでは卵は挟めないので、針金を巻いて竹ピンセットの先端につける部品を作成します。

③先端は丸い輪を作り、卵を挟みやすい形に整えます。丸い輪のサイズは卵の大きさに合わせて作り、オショロコマ等の卵が小さいサケの仲間用には、輪を小さくして作ります。

④次は針金を巻いて作った先端の部品を、竹ピンセットに巻いて取り付けます。先端の長さがキッチリと合うように、注意をして針金を竹ピンセットに巻いていきます。

⑤ようやく完成です!(針金がずれないようにキッチリ巻いたので、指がつらいです・・)

今の時期、ふ化室ではよく卵バサミを使用しています。卵バサミをよく見てみたい時は声をかけて下さい!