豊平川サケ産卵床調査(3回目)

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10月24日~26日にかけて、豊平川で産卵するサケの調査を行いました(今シーズン3回目)。調査範囲は、真駒内川花園橋から豊平川環状北大橋までです。
川を歩きながら、サケが卵を産んだ場所(産卵床)を数え、推定遡上数を算出しています。

豊平川に143か所、真駒内川に7か所のサケの産卵床を確認しました。
地図の中の旗印があるところが、産卵床があったところです。

より大きな地図で 豊平川サケ産卵床調査結果(20121024~26) を表示
(※地図上で陸に見えるところがある場合がありますが、川の地形が変わり、現在は水の中です)

産卵行動中のサケは、豊平橋上流左岸側や平和大橋下流右岸側などで見られました。写真は豊平橋上流で、赤丸内にサケが集まって産卵していました。

また、産卵後に死んだサケ(ホッチャレ)から、大きさ、年齢、放流した魚かどうかの確認調査も行いました。
写真は、標識を確認するために耳石(じせき)をホッチャレから採集しているところです。

《2012年10月26日現在の累計数》
産卵床確認数(豊平川+真駒内川) 330ヶ所
遡上推定数            約660尾
ホッチャレ確認数          109尾