干し鮭づくり1

できごと

今シーズンのサケの採卵が終わり、展示の親ザケもあと数日でおしまいです。
その中の1尾を使って、展示用の干し鮭を作ることにしました。
昨年はさけ科学館方式(頭を落とし、尾びれを残して短冊状に細切りにする)の「トバ」を作って、窓越しにお客さんから見える軒下に吊るしました。
トバ1浪
最初は「おいしそう!」でしたが、1年間ずっと干しっぱなしで「まずそう…」に変化しました。

今年はサケの姿がそのまま残る形の干し鮭にします。
立派な雄
体長73cmの立派なオスザケです。
ヌメリを取り、エラと内臓を取り除き、血をよく洗い流します。
おなかは全部切らずに、途中1ヶ所をつながったまま残す、新潟県の村上方式をまねてみました。
城下町の村上では、切腹を連想させないよう、縁起かつぎでこのような形になったそうです。
よく塩をすり込んで、このあと1週間漬け込みます。
しょっぱいオス
続きはまた後日。