豊平川にて、サケの定期調査をおこないました。
先週に予定していたのが、発電ダムからの放水と濁りで延期になっていました。
今日も増水していて、濁りも少し出ていたのですが、状況が好転する要素がなかったので、決行しました。
これまで雨が少なく、過去最低の水位に慣れていた調査員にとっては、水が多く、流されないように気を付けながら、緊張した調査になりました。
生きているサケは、上白石橋付近のゆるやかな流れに集まっていました。まだ産卵中のものや、産卵床を守っているメスなど数十匹、確認できました。測定するためのホッチャレは、流されてしまったようで、あまり多く集めることはできませんでした。
【本日までの確認数】
産卵床:420ヶ所 ・ 調査親魚:104尾(うち25標識魚)・ 推定遡上:約840尾
※今年の遡上数は、昨年の約7割
※現在のところ73%が自然産卵魚(2006年からの結果をまとめて)