1月11日に、今年度最後の産卵床調査をしました。
9月から始まったサケの遡上もそろそろ終盤。
水温1度の中、最後のサケたちがまだがんばっていました。
最低気温は-10度、水に濡れたウェーダーがバリバリと凍る寒さでした。
寒いけど、最後だからがんばろうと思った矢先に、川が濁り、川底が全然見えなくなってしまいました。11月にもこんなことがあったと思い、確認すると、やっぱり川の工事の配水の影響でした。濁り水はサケの卵の成長の大敵です。
すぐに止まってくれるとよいのですが・・・。
サケがいる範囲を調査しましたが、川底が見えないので、この日、確認できたのは、新しい産卵床が26箇所とホッチャレ1尾のみでした。
(※旗が立っている場所が、産卵床があったところです。一部、陸上に産卵床が位置しているように見える箇所がありますが、川の地形が変わっており、現在は水中です)
豊平川サケ産卵床調査結果(20120111)
どっさり雪が積もった河川敷を歩いていると、けものの足跡がたくさん。
キツネでもいるのかな?と思ったら、本当に出てきてくれました。
ふさふさのかわいいキツネでした。
《2011-2012年の累計》
産卵床確認数 豊平川 693ヶ所
真駒内川 13ヶ所
遡上推定数 約1410尾