豊平川サケ産卵床調査(6回目)

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12月22日の雪の降る中、豊平川に遡上するサケの産卵床(卵を産んだ場所)と放流標識の有無を調べる調査を行いました。

南7条大橋から環状北大橋の間で、新しい産卵床が58箇所あり、29匹のホッチャレを計測しました。
下記の地図から産卵床があった場所が確認できます。
(※旗が立っている場所が、産卵床があったところです。一部、陸上に産卵床が位置しているように見える箇所がありますが、川の地形が変わっており、現在は水中です)

豊平川サケ産卵床調査結果(20111222)

ほとんどが標識のない魚でしたが、2匹だけ、脂びれが切除され、さけ科学館が放流したと分かるサケがいました。
あぶらびれのないサケ(4歳)



そして、冬に豊平川にやってくるオジロワシにも会えました。
羽ばたく姿はとても大きく、見ごたえがありました。
小さいですが、赤い矢印がオジロワシです。

他には、冬に見られるホオジロガモもいました。



《12月22日現在の累計》
産卵床確認数 豊平川 667ヶ所
       真駒内川 13ヶ所
遡上推定数  約1360尾