サケ皮で靴づくり実習を行いました!─ 12月1日 ・ 16日

できごと

川に上がったサケの皮は丈夫なので、昔のアイヌの人たちは皮をはいで利用していた歴史があります。館では、12月1日と16日に、「サケ皮で靴づくり実習」を行いました。1日は皮はぎ、16日は靴加工の2回シリーズです。
まずは1日目の皮はぎから・・・

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「どれにする?」まずはコチコチに凍ったサケの中から、自分の使うサケを選びます。

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「みんな説明をよく聞いてね!」最初に皮のはぎ方を伝授します。

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「こうやってはぐんだよ・・・」

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実は皮をはぐのはとても大変!ひととりはいだら、身が残らないようにみんなで手分けしてこそぎとらないと、いい皮になりません。身から肉を離すのも皮から身をこそぎとるのも、意外と体力と忍耐が必要なのです・・・
キレイにはげたら一日目は終了です。このあと、水にさらしてよく洗い、2週間かけて干します。

2日目はいよいよ靴に加工します。

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皮の大きさに合わせて型紙をあてて、切り抜くところからスタートです。目指すのは、画像下に見えている靴の形です!

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「どう?順調?」作業が始まると、みなさん集中して取り組んでます!うまく皮を型に切り抜けたら、穴を開けて縫い合わせていきます。皮は丈夫なので、穴を開けるのも一苦労!子供たちは慣れないお裁縫も一苦労・・・

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じゃーん!完成しました!この靴は、1枚の皮から2つの靴を作ってみました。1枚から1つ(片足分)を作るともっと大きい靴も作れます。今日作ったのは、実際にアイヌの人たちが作っていたものとは少し違う、手軽に作る簡易バージョンです。2日かけて丹精込めて作った靴をおみやげにして、みなさん満足げに帰って行きました。また来年も行う予定ですので、興味のある方は来シーズンをお待ち下さいね。