11月に入り、サケの増えてきた琴似発寒川。川を歩いて調べてきました。
鉄橋近くの寒月橋。この橋から下流しばらくの範囲にはサケがたくさんいて、あちこちに産卵床ができています。
ホッチャレを喰うカモメ。しかし生きているサケの方が圧倒的に多いです。
途中、あまり産卵しない区間があります。先に見える農試公園橋から下流がホットスポットです。
藻の付いていない、きれいな石が積み上げられたサケの産卵床。あちこちに見られます。
サケたちが集まって、なかなか逃げません。中心にはきっと産卵間近のメスがいるのでしょう。
札幌新道付近まで歩き、産卵床は170ヶ所、サケは死体と生きているもの(目視)を合わせて約200尾!も確認しました。
10月のサケ観察会の時に1尾だけしか見られなかったことを思うと、まさに爆発的増加です。
最初は小春日和でしたが、調査の終わる頃には気温が下がり、冷たい小雨交じりの強い風が吹いてきました。
無数の落葉が水面を流れていきます。秋の終わりを感じました。