台風で延期になった豊平川のサケ産卵床調査(川を歩いて産卵場所の位置と数を記録)、13日と15日に分けて行ってきました。
13日はまだ水が多く、川の中を歩くのは結構大変でした。
しかもサケは激減しています。
15日はさけ科学館横から幌平橋まで、前回産んでいたポイントを調べたのですが、生きているサケの姿はごくわずかでした。
その代わりではありませんが、羽化したカゲロウがたくさん見られました。
カゲロウは英語でMayfly(5月の羽虫)といいますが、こんな時期に羽化する種類もいるんですね。
今年のサケは不漁との予測が出されていますが、「やっぱり少ないのか…」と心配になってきました。
今後の回復に期待しています。
【本日までの確認数】
産卵床:232ヶ所 ・ 調査親魚:55尾(うち16標識魚) ・ 推定遡上:約460尾