こんにちは。
さけ科学館です。
気温が上がったり急に下がったりと、体がついていかないですね。
周りでも風邪が流行っております。
皆さまもお気をつけ下さい。
さて、11月10日(金)は午前中が東白石小学校のサケ観察会、午後がサケの産卵床調査でした。
観察会の会場は水穂大橋下流右岸。
少し水位が高かったものの、岸からたくさんのサケを観察できました。
寒かったのにも拘らず、子どもたちは産卵行動中のサケを見るのに熱中しています。
観察会後は、水穂大橋より下流の区間の調査をおこないました。
今回のゲストは、岩手県でサケの研究をされている東京大学チーム!
豊平川における産卵床調査の視察に来られました。
ホッチャレ測定の様子や、豊平川におけるサケ産卵床のカウントの方法などをご紹介しました。
少しでもお役に立てると幸いです。
11月13日(月)に残りの上流側の区間を調査しました。
4回目の調査では計99か所の産卵床を確認し、これで今季の累計はちょうど300か所となりました。
※昨年度は10月末までで413か所の産卵床を確認。
水穂大橋下流右岸では、ボロボロになっている個体が多かったものの、30尾程度のサケたちが産卵行動していたので、もしかするとまだ見られるかも知れません。
関心のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
※観察に行かれる際は、安全のため水位を確認してから行くことをお勧めします。
『国土交通省 川の防災情報』における雁来のテレメータ参照
さけ科学館の調査では、4m20cm~30cm前後を上限の目安としています。
≪2017年11月13日までの累計数≫
・産卵床確認数(豊平川)
サケ産卵床 300ヶ所
・遡上推定数
※産卵床数の2倍の数が、推定遡上数となります。
サケ 600尾
ホッチャレ/親魚計測個体数 計59尾
≪観察ポイント≫
水穂大橋下流右岸