さけ科学館横を流れる真駒内川では、昨年サケが産卵していました。
野生の稚魚が無事に育っているか、確認したところ・・・
昨年はサクラマスもたくさん産卵していたので、サクラマスの稚魚(ヤマメ)がたくさんいた中で、サケの野生魚も一匹見つけることができました。
3月9日に放流したサケの放流魚と比べてみると野生魚は小さいですね。
今年も札幌ワイルドサーモンプロジェクト(豊平川に野生のサケを増やす取り組み)の協力で、海に下るサケの稚魚を調査しています。
稚魚はおもに日没後に降海するので、調査は夜間です。
北海道区水産研究所では、野生魚と放流魚にはどのような違いがあるかも調べています。
こちらは魚の遊泳速度を調べる装置。
今のところ、野生魚は体サイズが小さい割に遊泳能力が高い、という傾向がありそうです。
サケ稚魚の調査は、降海が終わる6月下旬まで続きます。